Croy, Ilona & Buschhüter, Dorothee & Seo, Han-Seok & Negoias, Simona & Hummel, Thomas. (2009). Individual significance of olfaction: Development of a questionnaire. European archives of oto-rhino-laryngology : official journal of the European Federation of Oto-Rhino-Laryngological Societies (EUFOS) : affiliated with the German Society for Oto-Rhino-Laryngology - Head and Neck Surgery. 267. 67-71. 10.1007/s00405-009-1054-0.
Abstract
嗅覚機能の個々の重要性が被験者間で異なることが臨床経験から示されています。これらの個人差を推定するために、嗅覚の主観的重要性を調査するアンケートを作成しました。嗅覚との関連、嗅覚の適用、および嗅覚から結果を引き出す準備の3つのサブスケール内で整理された質問からなります。アンケートは、時間効率がよく、正常な被験者と嗅覚低下（hyposmia）と，全くにおいを感じない状態である嗅覚脱失（anosmia）の患者に適していることが示されました。内部の信頼性は良好でした（CronbachのAlpha = 0.77）。 123人の被験者の最初の結果は、嗅覚過敏の減少にもかかわらず、嗅覚の主観的な重要性が一生涯を通して同じレベルに留まることを示しています。さらに、女性において嗅覚のより高い重要性を報告しました。このアンケートが、例えば異臭の認識における異文化間の違いを明らかにするのに役立つことが期待されます。
Memo
本文有償につき未読
Human Olfaction without Apparent Olfactory Bulbs, E Furman-Haran, T Dhollander, N Sobel - Neuron, 2020における「嗅覚に関するテストは、the standardized Subjective Importance of the Sense of Smell Questionnaire（SISSQ）を使用して推定できます（Croy et al., 2010）」での嗅覚テスト。